ルンバ643を分解してみた

ルンバ643とは

ルンバ643は2018年に発売されたルンバの安価なベーシックモデルです。ボタンを押すと、一部屋を丹念に掃除してくれます。

ただスケジュール機能はついていなかったり、コードに絡まったり、細いものには反応せず全力でぶつかったり、ということもあるそうです。

でも掃除しようと決めて、部屋を片付けてボタンを押せば丁寧に掃除してくれる、素晴らしい自動掃除機です。

現在も3万円程度で販売されている、コスパのいい機種です。

分解してみた

裏返してみました

手前にはダストボックス、真ん中にはメインブラシ、左上にはエッジクリーニングブラシがあります。

向きが逆になりましたが、矢印の黄色のボタンを押すと、メインブラシのカバーが開きます。
カバーを開けると2本のメインブラシが外れます
2本のメインブラシ

これはきれいでしたが、ブラシやブラシの軸には毛が絡まっていることが多いので、ブラシを外して毛を取りましょう。

ダストボックスを外します。

ルンバ上面のボタンを押して、ダストボックスを外します
外れたダストボックス

ダストボックスは水洗いできないので、ゴミを捨て、面倒ですが細かい埃は柔らかいブラシなどではらいましょう。

次はエッジクリーニングブラシを外します。

エッジクリーニングブラシの真ん中のネジを、+ドライバーで外します。
外したところ
エッジクリーニングブラシの軸にこんな毛の塊がついてました。

ルンバには三種類のブラシがついていますが、軸に毛が絡んでいることが多いので、気をつけて掃除しましょう。

次に前輪を外します。

前輪を片方ずつ、横からドライバーを入れて捻ると外れます。
外れた前輪

元のところにはめて、上から押し、2回カチッと音がすれば前輪を元に戻せます。前輪の軸にも毛が絡みやすいです。

電池の交換

電池交換には裏面のパネルを外す必要があります。エッジクリーニングブラシを外したあと、4箇所のネジを外せば外れます。

ネジを4箇所外します。
裏面パネルを外したところ

メインブラシの上の、文字が書かれているところが電池です。

左右の灰色の紐を持って引き上げます。
電池を外したところ

まとめ

シンプルな機能のルンバ643。

ダストボックスとメインブラシは工具なしで外れます。メインブラシはこまめに掃除しないと、毛が簡単に絡みつきそうです。

エッジクリーニングブラシや前輪を外したり、電池交換にはドライバーが必要です。

構造はシンプルなので、掃除好きな人はルンバ643のお手入れはそんなに大変ではないですね。