ルンバ643をさらに分解してみた

2022年4月26日

ルンバってどんな仕組みなのか、もう少し知りたくて外せるネジを外して見ました。

ルンバ643を裏返したところ。左上のエッジクリーニングブラシはすでに外してあります。

ダストボックス

まずはダストボックスを外します。
ダストボックスの円形の面ではなく、平らな面の蓋のようなものが開きます。その中に青いフィルターがついています。

なぜダストボックスは水洗いできないのか?

青いフィルターを外したところ

それはフィルターを外すとわかります。ここに小さな風車のようなものがついていて、掻き取ったホコリを風車で引っ張って、ダストボックスに吸い取っていたのですね。風車はモーターとつながっているので、水洗い禁物です!

ここで裏面パネルを外します。文字の書かれている電池が見えます。

メインブラシユニットを外す

ネジを外すと簡単に外れました。
メインブラシユニットの裏を覗いてみるとモーターと小さな基板がありました。

ルンバの車輪を外す

ルンバの大きな車輪
これもネジを外すとユニットが簡単に外れます。
車輪にも一つずつモーターがついています。

エッジクリーニングブラシユニット

外して裏返すとここにもモーター
電池も、メインブラシも車輪も、エッジクリーニングブラシも、別々のユニットになっておりコネクタや端子でつながっています。

ルンバの部品はそれぞれにモーターがついていますが、一つ一つを簡単に外して交換できるよう考慮されています。

フロアトラッキングセンサー

前面に付いている、障害物にぶつかった時に働くセンサーです。

前面の縁に付いているネジを10個外します。
カバーが外れます。この銀色の部品がフロアトラッキングセンサーを支えるバネです。
ルンバが障害物に当たると、この黒い出っ張りが押されて、バックします。
段差センサー

掃除機の部分は割と単純な作りの感じですが、センサーは赤外線や物理的センサーがいくつもついており、ルンバの動きを制御するための機能が重視されているのがよく分かりました。

まとめ

ルンバはユニットが明確に分かれていて、修理もしやすいようですが、センサー部分は複雑で、さすがロボット、という感じでした。

あと、ホコリがいろいろなところに入りそうなので、日々のお手入れは大事ですね。