年季の入ったルンバ770を分解してみた
ルンバ770とは
ルンバ770は2011年発売の製品です。
1.決まった曜日や時間に掃除してくれる「スケジュール機能」
2.離れていても操作できるリモコン付き
3.電池が長持ち
4.「ゴミフルセンサー」でゴミがいっぱいになると教えてくれる
という機能が加わりました。
ルンバの裏面の部品を外す
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かなり年季が入っています。
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前輪は外さなかったですが、ルンバの裏面の部品はバラバラに外すことができます。
ルンバの表を分解
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内側の輪は上半分は取手、下半分はデザインのカバーです。下半分はドライバーで持ち上げると取れました。
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ルンバの心臓部、基板が現れました。
基板には薄い透明のカバーがついていますので、少し水がかかったとしてもすぐ拭けば、壊れずに済むかも知れません。
まとめ
ルンバは小さめのプラスドライバーがあれば、割と簡単に部品が外れます。ただネジが多いので、組み立てるときにネジが余りそうです。ネジの位置はしっかり確認が必要です。
ルンバについている主な部品、ブラシや車輪や電池は、ネジを外せば交換できるので、部品があれば修理しやすく作られています。
表のパネルを外せば見える基板や配線、センサー類は、ルンバが部屋の隅々まで動いて掃除するのに必要なセンサー類を制御するために、複雑になっていることが分かります。
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特に、バンパー内蔵のスイッチはとても小さいですが、バンパーのどこに物が当たっても的確に止まるように工夫して作られていることがすばらしいです。
ただ、掃除のブラシやダストボックスの風車などは必要最低限の作りで、ルンバのいろんな隙間にホコリがたまることはあまり考えられていないことが、掃除機屋さんではなく、ロボット屋さんであるがゆえですね。
しかし、できるだけ単純に作られているというのは、修理しやすいだけでなく、製品の仕様変更がしやすいとか、部品の調達でも有力という点でよく考えられています。