ルンバj7/j7+のいいところ
ルンバj7/j7+が2月10日に発売されました。j7+は自動でゴミを回収するクリーンベースつきです。
ルンバj7にはどんな新しい機能がついたのでしょうか?
カメラとライト
m,Iシリーズにもカメラはついていましたが、j7はカメラが前面についていて、前方の障害物を感知したり撮影したりできます。このカメラを利用した障害物を避けるしくみを、プレシジョンビジョンナビゲーションというそうです。暗くてもライトをつけて撮影もできるそうです。でも掃除は昼間にした方がゴミがわかりやすいですね。
障害物を避ける
現在避けられる障害物は、ペットの排泄物やケーブル類、スリッパや靴下などです。毛玉や吐瀉物や液体は無理です。
そして、毎回掃除するたびに障害物を撮影し、掃除が終わった後に、そのデータがルンバアプリに送られてきます。
その上でユーザーは今後もその障害物を避けるのか、それとも片付けるのか判断できます。
ルンバが障害物と揉めて立ち往生することかかなり少なくなると予想できます。
デュアルバーチャルウォールの廃止
今までは、デュアルバーチャルウォールという筒を侵入禁止エリアの前において、侵入禁止場所を設定していましたが、j7ではそれが廃止になりました。
侵入禁止や、汚れているところを重点的に掃除するピンポイント清掃を、アプリで設定できるようになったからです。
さらに成長するルンバ
撮影したデータを、アイロボットが管理するクラウドに保存することにより、ルンバが障害物を避ける仕組みがどんどん進化し、避けれる障害物の種類もどんどん増えるそうです。
アイロボット社は以前にもカメラつきのルンバを出そうとしましたが、好評ではなかったようです。
でも、だんだんルンバの価値が認められてくることで、カメラを前面につけ、さらにルンバが学習することにより、よりスムーズに掃除できるでしょう。
プライバシーの問題もありますが、アイロボットとしては、一軒の家に住まわれる方の外出などにあわせて自動で掃除したり、汚れの度合いに応じて掃除の頻度を変えるなど、ユーザーが気にしなくても快適な家を維持できるしくみを作りたいようです。
まとめ
今まで紹介した機能の他にも、j7+のクリーンベースは高さ34cmと低くなり、置いた時の威圧感が減りました。
j7/j7+はカメラ機能を最大限活かして、部屋の間取りのみならず、障害物の位置もしっかり把握できるようになりました。そしてクラウドとの連動でデータをしっかり蓄積できるようになっています。
ルンバは進歩し続けます。