ルンバ コンボj7+ 新登場!

11月11日アイロボット社から、ルンバコンボj7+が発売されました。

Amazonより

 

今まで長い間、アイロボット社は「ルンバ」と「ブラーバ」という種類分けで掃除機と水拭き機を分けていましたが、2台持ちでは場所を取ったり、2台の手入れが大変であることや、他の会社が掃除機と水拭き機兼用の機種を出していることで、研究と発売に踏み切ったと思われます。

ルンバコンボj7+の特徴

1.掃除機と水拭き機を一つに

一番の特徴は、掃除機機能と水拭き機能が一つになった2in1モデルということでしょう。アイロボット社は今まで掃除機と水拭きはずっと別々の機種で行うようになっていました。しかし、アメリカに比べて狭い日本の住宅で二台を置いておくのは現実的ではないと考えるユーザーもたくさんおられたでしょう。また、ロボット掃除機は丁寧に掃除しますから、ルンバの後のブラーバではかなり時間を取ります。

2.水拭きパッドが上昇する

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他社の掃除機と水拭き機の兼用モデルでは、水拭き用のモップが下がったままカーペットのエリアにに侵入し、カーペットが濡れてしまうという問題がありました。ルンバコンボj7+ではその問題を解決するために、モップをルンバの天面の高さまで上げるというリフトアップ機能を採用しています。そして、カメラやフロアセンサーでフローリングとカーペットの区別がしっかりできるので、フローリングとカーペットが混在している日本の住宅で、水拭きから掃除機、そして再び水拭きということを自動で行なってくれます。レビューによれば水拭きはすぐに乾く程度のちょうどいい濡れ具合だそうです。

3.カメラによる障害物回避

元々のj7にもこの機能はありますが、カメラで障害物を避けて掃除します。カメラから送られた障害物の写真をユーザーが判断して、新しい障害物と認識すれば、そこを通らなくなります。

そして希望する方がアイロボット社にフィードバックして、ルンバの認識精度を高めることができるようです。忙しくて掃除前に片付けができなくても、ルンバが障害物と格闘することはなくなります。

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4.その他の機能

・スマホでしか操作できないようにするロック機能で、子供やペットによる誤動作を防げる。

・GoogleやAmazon 、Siriと連動させることにより話しかけて動かしたり、外出したら自動で起動させることもできる。

・最大1年ゴミを捨てる必要がない。

特に、ゴミを集める必要がない収集機能は、掃除機のことを何も考えずにずっと定期的に掃除し続けてくれるという便利さで、レビューでもその点が一番良いと書かれておられる方が多いようです。

ただ、水拭きパッドの洗濯や、水の注水には人の手が必要ですので今後どうなっていくか楽しみです。

またゴミ収集機能は夜にやることを躊躇するくらい大きな音のようですので、購入前に音の確認が必要です。

まとめ

ロボット掃除機の分野で先頭を走ってきたルンバですが、他の会社が安価で水拭きもできる兼用機種を発売しており、一定の評価を受けているので、ルンバにもその機能がつけられました。そして15万円台に価格が抑えられているところも注目のポイントです。

そしてモップを完全に持ち上げる、というアイロボット社の答えによって、水拭き兼用ロボットがより使いやすくなっています。

欧米のように、フローリングで段差のない家が増える今、水拭きも重要なのは確かでしょう。

ゴミ収集の音や、水拭きモップの手入れなど、課題はまだありますが、ルンバの進化はまだ続きそうです。