ルンバを使ってあまり良くなかった事とその対処法ーその2

2022年4月25日

毛足の長いラグや畳が傷む

ルンバはi,jシリーズは10倍、s9+は40倍の吸引力があると言われています。

さらにs9+にはパワーブースト機能がついており、より強力な吸引力を発揮します。

ですから、長い毛足のラグなどのゴミや毛玉もとってくれますが、同時に毛も刈ってしまうことがあるようです。

そのような場合には、パワーブースト機能を切ったり、スマホアプリから侵入禁止エリアを設定して、侵入しないようにするのがよろしいようです。

家具にガンガンぶつかる

隅々まで掃除してくれるのはいいけれど、高級な家具に当たって傷がつくのが心配と思われる方がいらっしゃいます。

ルンバはセンサーや衝撃吸収バンパーがついており、激突の前に速度を緩めて当たるので、基本大丈夫なように設計されています。しかしうちの自宅でも、椅子の脚に全力でぶつかられるとルンバが壊れないかが心配になりました。

家具の色や細いものには反応しにくいようです。それでうちでは茶色の椅子の脚にこれを貼りました。

汚れているが、百均で売っているようなラベルシールを貼りました

こうやって、色を目立つようにする事で、全力でルンバがぶつかることはなくなりました。

さらに、家具に緩衝材をつけたり、デュアルバーチャルウォールで高級家具に近づかないようにできます。

でもルンバのことですから、衝撃を減らすようどんどん改善されていくでしょう。

意外と手入れが面倒

普通の掃除機の先っちょでもそうですが、掃除機のブラシは意外と汚れています。普通の掃除機でも、ブラシから絡まった髪の毛をとるのはなかなか大変です。

その点ルンバのブラシは外せるので、取りやすいと言えるでしょう。あとは、組み立てたあとにしっかりブラシが回るか確認しましょう。

ブラシを外したところ。2本とも外れる
ブラシキャップがついているので、外して、軸に絡んだ髪の毛をとる

この際に、ブラシキャップを外すと軸に絡む髪の毛が多いのがわかるので、そこも忘れずに取りましょう。

エッジクリーニングブラシ

エッジクリーニングブラシも気をつけていないと、毛がなくなってしまって、端っこの掃除ができなくなります。

これらの手入れは月一でもすることで性能を落とさないで使えます。

ダストボックスの掃除も毎回が良いとされています。

面倒ですが、毎日掃除機をかけるよりもかなり楽ではありますね。

水やペットの排泄物を吸い込むと故障する

これは致し方ないことです。電気製品なので。ルンバ修理の口コミにはたくさんのうんち巻き込み事件がのせられています。

外出時にルンバを動かす時は、ペットとルンバが同時に動かないようにした方がいいかもしれません。さらに、ペットの水をひっくり返してルンバが水を吸う危険もあります。

くれぐれも気をつけましょう。

ルンバのエラーメッセージへの対処法

エラー1:別の場所へ移動させ、再起動してください

ルンバが障害物に乗り上げたりして、車輪が正常に動かない時にでます。ルンバを持ち上げ、平らな場所に置いて、クリーンボタンを押します。平らな場所で発生する場合は、車輪にゴミが絡まっていないか確認してください。

エラー2:エクストラクターを清掃してください

エクストラクター(ブラシ)が回転しないときにでます。ブラシの清掃が必要です。

エラー5&7:車輪を清掃してください

左右どちらかの車輪にゴミなどが挟まって動かない時にでます。車輪のゴミを取り除き、車輪が滑らかに動くか確認します。

エラー6:段差センサーを清掃してください

段差センサー

段差センサーが汚れているか、濡れたところを走行している、あるいは濃い色の床を段差と間違えて認識している時にでます。

すべての段差センサーを乾いた布で拭きましょう。

エラー8:ダスト容器とフィルターのお手入れをしてください

モーターが回転していないか、フィルターの目詰まりででます。ダストボックスのゴミを捨て、フィルターのホコリを落としてください。

エラー9:「ルンバのバンパーを軽く叩いてゴミを落とし、CLEANボタンを押して再起動してください」「ルンバのバンパーを軽く叩いて清掃してください」

ルンバのバンパー部分

バンパーはルンバの前に付いている、クッションのようになっている部分です。そこにゴミが入るとエラーになるようです。バンパーを両手で十回ほど押し込んで、ゴミを落とすようにします。

エラーメッセージをもう一度聞く場合はCLEANボタンを押すことで聞けます。

まとめ 

ルンバはお掃除ロボットなので、いろいろ気をつかわないといけない点があります。

何でもそうですが、ある程度ルンバのことを理解して、どんなトラブルがあるかを知っておくと、トラブルが起きた時にイライラしたり、間違った対処で使えなくなったりすることを防ぐことができます。

うまくお手入れをしたり工夫することによって、掃除のストレスを減らして、その時間を生活のゆとりや、別の楽しいことに使いましょう。