ルンバi7+と、DEEBOT N8+のレビューを比較

2022年11月8日

この前の二回で、レビューの多いルンバとDEEBOTのレビューから特徴を探ってみました。この二機種を比較してみたいと思います。

共通の良い点

・マッピング機能が優秀

ルンバi7+もDEEBOT N8+も部屋をマッピングする機能が素晴らしく、掃除すればするほど部屋や間取りの形を覚えて効率的に掃除するようです。進化したロボット掃除を感じます。

・ゴミの収集の手間が激減

ルンバもDEEBOTも掃除機が充電に戻ると自動でゴミを抜き取ってくれるので、ゴミを捨てるのは、DEEBOTで二カ月に一回、ルンバでは半年から一年に一回となっています。この機能によりお掃除ロボットとして飛躍的に便利になった、と大勢の方の喜びのレビューが書かれています。

いつ、どの部屋を掃除するかをアプリから指定することにより毎日、あるいは毎週同じ時間に自動で動き、自動で充電し、自動でゴミを集めてくれます。

自ら掃除機掛けをする場合はまず家にいなければできませんし、掃除機をかける前に物をどかしたり、同居家族の都合もあるので、いろいろな気を使って計画しなければなりません。その上掃除機掛けは体力を使います。

その点、一度間取りや家具を検討し、お掃除ロボットが掃除やすい環境をつくれば、勝手に、あるいはスマホから指示をして外出中にきれいにしてくれるのはルンバもDEEBOTも同じです。毎日家に戻るときれいになっている、そして掃除機に触る必要もない、これはかなりの贅沢と言えるでしょう。

共通の残念な点

DEEBOTのレビューの中には、掃除を予定した部屋を素通りするというものがありました。

ルンバも2ヶ月ほどで部屋をすっぽかしたり、うまく充電に戻れないというレビューがありました。

こればかりは自分で修理はむずかしいですから、しっかりアフターサービスを活用しなければなりません。ルンバやDEEBOTをAmazonで買うと、初期不良にもしっかり対応してくれるようです。

ルンバとDEEBOTの違う点

ルンバは吸引力が強い、そしてゴムブラシで髪の毛が絡みにくい、という良い点。でも家具に当たる時の音が大きいというレビューがありました。

Amazonより

DEEBOTは音は静か、でもタイヤが壊れやすい、あるいはWi-Fi設定がむずかしいという声があります。

そしてDEEBOTは水拭きも同時に出来るという特徴があります。ただ、このN8+は水拭きのパッドは毎回外して手洗いが必要になります。

最大の違いは価格でしょう。ルンバが水拭き機能なしで約12万円に対し、DEEBOTは水拭きありで約7万円となっています。

レビューの中にはDEEBOTはルンバと遜色ないと言っておられる方もあり、DEEBOTの圧倒的なコスパの良さを感じます。消耗品もルンバは高いと言われています。

あとはルンバがアメリカのiRobot社の製品で圧倒的な知名度があるので、それを選ぶか、中国のECOVACS社をどの程度信頼するかによるのではないでしょうか?

まとめ

ルンバもDEEBOTも、上位機種は掃除機掛けを忘れさせてくれるほど自ら掃除して、ゴミも集めてくれます。

段差の多い家では使いにくいですか、予算に応じてルンバかDEEBOTを購入してみることは時間の節約にもなり、掃除機掛けから解放された新しい人生の選択となりうることは間違いありません。

ブランドと予算のどちらかを重視して選ぶのがよさそうです。